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セラピストプロフィール

投稿日:2022/03/01
ミムラヒロコ
セラピスト&トレーナー
1975年東京都武蔵野市生まれ
主に神奈川県厚木市育ち
横浜市在住 2児の母
施術歴約20年・トレーナー歴約5年
横浜市保土ケ谷区・相鉄線星川駅前のサロンを中心に、週に一度、統合医療チームのセラピストとして東京・四ツ谷でも施術しています
今に至る私のストーリーをご紹介します

中学生で腰を痛め、
演劇とバックパッカーに明け暮れた学生時代

中学生のある日、登校しようと重いカバンを持った瞬間、腰に激痛を感じ、立てなくなりました。

整形外科で「脊椎分離すべり症(腰椎分離すべり症)」と診断されました。

私はとても姿勢が悪い子どもで、そこに重いカバンを毎日片側で持ち続けたことにより発症してしまったのです。

腰痛を常に抱え、激しい運動は禁止されました。高校では、誘われて演劇部に入部。

演劇活動は思いのほか楽しく、役者としてだけでなく、脚本や演出もしました。

思えば、演劇活動をすることによって、今に繋がる身体感覚を身に着けることができたように思います。

また、将来は「伝えることを仕事にしたい」と考えるようになりました。

大学時代は、演劇活動をしながら、暇さえあれば、海外でバックパッカーをしていました。

中国、東南アジア、アメリカ、ヨーロッパ・・・世界には、知らないことがたくさんあると思ったあの頃。

大学3年生の頃、マレーシアにて現地の子どもたちと。この時はタイとシンガポールにも行きました

美容雑誌業界は華があるけれど、過酷だった

大学卒業後、表現することに関わりたいと、アミューズメント映像の業界に就職

男女平等に扱われたのは良かったけれど、イベントで重い荷物を運ばされたり、長距離運転をさせられたり・・・あまりにブラックで2年半で転職。

その後、美容雑誌の広告部員として働きました。刺激的な毎日。最新の美容情報に触れる日々。

しかし、華やかな世界の裏はまたもやブラック。終電まで働くのは当たり前。締め切り前は徹夜もアリ。

化粧品は使い放題だったのに、ストレスと睡眠不足で肌は吹き出物だらけ

腰痛は悪化。常に体調不良で、おそらく心も病みましたが病院など行く暇はなし。

食事はいつ何を摂っていたのかよく覚えていません。オフィスのあった原宿・明治通りを歩きながら、「閉店時間のあるところで働きたい・・・」と切に願ったあの頃。

新卒で入社した映像企画会社にて。不摂生で太ってました。

20代後半に考えた
仕事も家庭も手に入れるには?

「結婚しても出産しても、仕事を続ける女性でありたい」

そう思っていたけれど、20代後半になり、ふと30代の女性の先輩たちを見ると、結婚していても出産している人は、いない。

まだ育休制度も時短勤務制度も整っていない時代でした。

そして皆、婦人科系か心療内科系を病み、薬を飲んでいる。「このままここにいて、いいのだろうか?いつか子どもを産める日は来るのか?」という迷い。

そして、美容雑誌で伝えていることは、真実ではないこともあるという現実

読者の皆様に真実を伝えていないことへの葛藤・・・「私は必要としている方に本当の情報を伝える立場になりたい

その為にまず、自分の健康と美容を取り戻さなくては!と強く思うようになりました。

本当に忙しい毎日で、仕事が終わらず、夢でも仕事に追われていました

タイ古式マッサージと植物療法に出会う

腰痛で時々行っていた治療院がありました。そこは学校併設の治療院で、女性も研修をしていました。

治療を受けながら、「こういう道もあるのか・・・」と思うようになりました。

いくつかの整体やカイロプラクティックなどの学校を見学しているうちに、タイ古式マッサージを教えてくれる学校に出会い、ピンときました。

バックパッカーで東南アジアをめぐった時に、タイの雰囲気にとても癒されたことを思い出しました。

「これだ!」と思い、会社員として働きながら土日でコツコツ勉強を始めました。

さらにそこでハーブ療法に出会いました。

その力に魅了され、もっと学びたいと思いましたが、東洋ハーブを学べる場所はなく、会社の近くにあったスクールで、西洋のハーブである、アロマセラピーを学ぶことにしました。

そこで初めて、ローズウォーターで化粧水を作りました。

普段、触れている化粧水に比べ、何倍も良いものだと思いました。

私は皆に喜んでもらえて、本当に良いものをお伝えできる人間になりたい」と思いました。

タイ古式マッサージは、自称「世界で一番気持ちがいいマッサージ」です。

30才で脱サラ
修行の後に自宅サロン開業

会社員をしながら、タイ古式マッサージやアロマセラピーの資格を取り、週末だけイベントで施術したり、知り合いに施術したりして兼業セラピストとしてスタート

やはりこちらの道に進もうと、思い切って30才で会社を辞めました

そして、街の整体院、漢方医院併設のメディカルアロマショップ、スパ併設のタイ古式マッサージ屋さんで修行をさせていただきました。

同時に、2年間かけて徹底的に自分の体質改善に取り組みました。

姿勢の改善、お血下しの漢方、食事の見直し。睡眠などの生活改善。私は健康を取り戻しました。

そして、2006年、横浜の自宅の一室で自宅サロンを開業

当初はタイ古式マッサージとバリニーズのアジアンサロンとして営業していました。

まだこういうサロンは少なかったので、ホームページを見てそれなりにお客様に来ていただくことができました。

スパ内サロン修行時代。最年長でした(笑)


共同事業でサロン×スクール×薬店を開業

自宅サロンはそれなりに順調でしたが、ハーブやアロマテラピーの資格もとり、漢方や食養生に興味があった私は、薬剤師の知人2人と意気投合し、共同事業という形で、サロン×スクール×漢方薬店という形に発展させ、マンションの一室を借り事業をスタートさせました。

ハーバルプラクティショナー&アロマテラピーインストラクターとして、メディカルハーブ検定、アロマテラピー検定講座の講師としても活動。

医薬品の登録販売者の資格も取りました。オリジナルブレンドのハーブティを作り始めたのもこの頃です。

そして、今現在お世話になっている、小池統合医療クリニック院長の小池弘人先生との出会いもありました。

メディカルハーブの師である林真一郎先生もお招きし講演をしていただいたり、出会いがたくさんありました。

たくさんのお客様と出会い、多くの経験をさせていただきました。そして、私は第一子の長男を妊娠しました。

アロマやハーブの植物のチカラを実感する日々でした

第一子の出産は超難産
産後のカラダはボロボロに。

妊娠経過はとても順調。つわりもなく、出産二ヶ月前まで元気に施術をしていました。

このまま助産院で思っていた通りの出産をするハズ・・・だったのに。

実際は分娩時間48時間の超難産。病院に搬送され、鉗子分娩で体重3900g超、頭囲36㎝の長男をなんとか出産。

会陰はひどく裂け二度にわたる縫合手術

思い通りではなかった出産に産後うつっぽくなり、これではいけないと助産院に産褥入院。そこで受けたアロマトリートメントは私を救ってくれました。

ボロボロになったカラダを整えるべく、産後ケアの施術をがっつり受け、整えました。

今思えば、産後ボロボロになったカラダを立て直す方法を、自らのカラダをもって学んだと思います。

こちらは、普通サイズで生まれた次男
長男は33才、次男は37才のやや高齢出産でした

共同事業は仲間割れ
もうやめようか?と思った

産前はギリギリまで仕事をしていましたが、産後は半年ほどお休みをいただきました。

共同経営者がお店を守ってくれているハズでした。

それでも、なるべく早く戻れるよう、長男は0才から保育園に預け仕事に復帰しました。

しかし…いろいろあって、経営方針の違いから仲間割れ。私は事業を離れることになりました。

元共同経営者から嫌がらせを受け、全く身に覚えのないことで訴えられそうになり、数か月間仕事をすることができず、無収入が続きました。

夢を持って始めた仕事ができない。

仕事がなければ、子どもを保育園に預け続けることもできなくなるかもしれない。

「あんなに勉強して頑張って来たのに、セラピストはもうできないのか?もうやめようか?」絶望的な気持ちから、求人誌を眺める日々が続きました。

裏切られた気持ちで、人生のどん底だと思いました

「ミムラさんとベッドだけあれば、いいよ」と言ってくれたお客様の存在

挨拶をさせてもらえないままにお店を離れることになり、お客様にはご迷惑とご心配をおかけしてしまいました。

それでも自宅サロンの頃からずっと通ってくださっていたお客様がこう言ってくれました。

「ミムラさんとベッドだけあれば、いいよ」 

時は2011年3月、東日本大震災がおこり、皆が被災者の皆さんに何かしなければと思っていた時、私は自分がどん底にいた為、何の支援もすることができなかった。

自分がしっかりしていないのに、誰かを支えることなんてできないのだということを学びました。

まずは自分が復興しないといけない。

辛い時、声をかけてくれた知人や仲間がいました。

私はどん底に落ちることで、本当に大切なものが何かを知ることができました。

私を必要としてくれるお客様がいるならば、もう一度立ち上がろうと決意しました。

必要としてくれるお客様の為に上をむくことができました。

再出発。必要としてくれるお客様の為に、腕を磨き経験を積んだ

2011年4月、自然療法サロン テノヒラを自宅サロンとしてオープンさせました。

妊娠、出産、産後、そして更年期・・・変化するライフステージに寄り添うサロンでありたいと願い、ピンクを基調とした内装にしました。

そして、お声かけをいただき、助産院専属のセラピストとしてマタニティケアや産褥ケアを2年間担当。

子育て支援施設での子連れでお受けいただけるショートセッションは約10年続け、たくさんの妊婦さんや産後ママをサポートさせていただきました。そこから多くの出会いがあり、お子さんが大きくなってからも通い続けてくださっているお客様が少なくありません。

そして2012年には第2子次男を超安産で助産院で出産。二か月後には仕事復帰し、保育園や家族の協力も得ながら、仕事も家庭も両立させてきました。

大変なこともありましたが、必要とされる限り、この仕事を続けていこうと改めて決意しました。

2011年4月、自然療法サロン テノヒラをオープン!!!

統合医療チームに参加
骨盤底筋のトレーナーとしての活動を開始

40代に入り、自宅サロンを再開して5年が経った頃、統合医療医の小池弘人先生と再会しました。

クリニックに隣接したスペースで多職種連携の統合医療チームを作りたいとのことで、セラピストとして参加してほしいとお声かけ頂きました。

また、今までの経験から、骨盤底筋のレッスンをする機会をいただき、トレーナーとしての活動を開始

施術だけでなく、トレーニングの指導も併用することで、より多くの女性のお悩みを改善するサポートができるようになりました。統合医療学会でその効果について発表もしました。

2019年、統合医療学会にて。

女性特有のお悩み改善サロンとして
星川駅前サロンを2021年オープン

あっという間の10年。

息子たちも大きくなり、そろそろ自宅では限界だし、もっと広いスペースが欲しいと思っていたころ、相鉄線星川駅前ですてきな物件に出会いました。

そして、2021年4月、星川駅前サロンをオープンすることができました。利便性が良くなり、施術スぺースに加えてトレーニングスペースも確保

レトロで落ち着いて過ごせる空間づくりを意識しています。

初代自宅サロンからずっと通ってくださる方から、新しく来られる方まで、毎日忙しく充実した毎日を送っています。

サポートさせていただくことで、お客様のお悩みが改善して、明るい笑顔を取り戻して行く姿を拝見することが、私のモチベーションです。

私も40代後半になりましたが、今が一番元気!これからも皆様のお役に立てるセラピストとして、日々精進していきたいと考えています。

●保有資格

㈳日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクター
日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト・ハーバルプラクティショナー
タイ古式マッサージセラピスト、バリニーズセラピスト
レイキマスター
医薬品登録販売者
  
日本統合医療学会正会員
㈳日本アロマ環境協会 会員
NPO法人日本メディカルハーブ協会会員
統合医療カンファレンス協会会員

●学会発表

2020年統合医療学会(オンライン)「多元的アプローチとコロナ禍における、クライアントへの心身の影響」
2019年統合医療学会(鹿児島)「骨盤底筋を中心とするインナーユニットを強化することによる、女性の機能改善、満足度についての検討」
2018年統合医療学会(札幌)「骨盤底筋トレーニングと施術の効果が認められた一症例」
2017年統合医療学会(東京)「多職種連携による、妊活プログラムの実践報告」

●メディア取材実績

「Hanako(マガジンハウス)」
「Maquia(集英社)」
「セラピスト(BABジャパン)」
「横浜ケーブルTV」
「bizmom(ベネッセコーポレーション)」
「ViVi(講談社)」 他

●講師&講演実績

2021年 横浜市南区六ッ川スポーツ会館・自主事業「女性の為の骨盤底筋トレーニング」
2020年 横浜市南区永田地区センター様・自主事業「女性の為の骨盤底筋トレーニング」
2017~2018年  朝日カルチャーセンター立川「女性の為の骨盤底筋トレーニング」
2013~2018年 NPO法人ピアわらべ「ママの為の骨盤調整」「ベビーマッサージ」「ハーブアロマレッスン」等
2011年 かるがもキッズ主催「植物のチカラでナチュラルスキンケア」講座講師担当(常盤台地域ケアプラザ、岩崎町地域ケアプラザ)
2010年 横浜市保土ヶ谷区より委託講座「介護者対象のハンドマッサージ講座」講師担当(西谷地区センター、今井地域ケアプラザ、星川地区地域ケアプラザ)
2009年3月 日本メディカルハーブ協会シンポジウム
2008年10月 ソフィアフィトセラピーカレッジ「セラピストのためのハーブボール講座」

受講&受賞歴など
※横浜市女性起業家たまご4期生、iSB公共未来塾3期生
※第3回社会起業プランコンペ・ファイナリスト(内閣府・起業支援採択者)
※かながわビジネスオーディション2012 入選

執筆実績
・社団法人日本アロマ環境協会会報誌
・NPO法人日本メディカルハーブ協会会報誌
・よこはま自然育児の会会報誌「おにぎり通信」
  2010年度「ナチュラルなものでココロとカラダをケアしたい人のための植物療法入門」
  2012年度「授かる準備と産後のカラダ、そして…~2児の母&セラピストが思うこと」
  2013~2014年度「母のカラダと子のカラダ」

自然療法サロン テノヒラ Naturopaty Salon Te-nohira

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